これもマーキス。
題して「しましままーきす」？！

バスケットを編み始めて９年になる。
始めの頃編んだバスケットはかなり飴色に近づいてきた。
編み始める時、ケーンを選び、ウッドを選び、なるべくトーンを同じにしようと思うのだが、
それは自然のもの、１，２年もたてば独自の色を主張しだす。
ナンタケットのバスケットメーカー、アラン・リード氏のオークでできた真っ白バスケットも
日を追うにつれ、茶色に変わっていく。

ならばいっそのこと、はじめから色違いのものを編み込んだらどうなるだろう？
チェリーは我が家の家具がそうであるように、日に日に赤みを増していく。
ケーンより早く濃い色になりそうだ。
そこで、ケーンとチェリーを交互に編んでみることに。

このバスケット、様々なチャレンジを受けて現在の形に。
行く末の楽しみなバスケットだ。

8inch Marquis
base/top : cherry
handle : cherry
stave : cane & cherry
weaver : cane
knob : ivory
decoration : ivory (handmade in Japan)