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映画三昧 続く

ちょうど見たい映画がいくつか上映されていたので、
有料会員になったこともあり、
最近はアップリンクに通い詰め。笑
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「新聞記者」
6月公開だったが、ロングランのおかげで間に合った。

政治色の強いこの作品に出演しようと思った若手俳優たちに拍手を送りたい。
特に松阪桃李さん、素晴らしい演技だった。
左遷組官僚の苦悩、上司の死を追求する正義感、
やむなく保身に走る挫折感、どれも息苦しくなるほど
迫真に迫った演技だった。

これがフィクションであってほしいと切に願う。

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「サウナのあるところ」
監督と出演者の舞台挨拶があると聞き、
初日に観に行った。

ひたすらサウナに入っている男たちを追ったドキュメンタリー。
なぜかサウナに入ると、
心の弱い部分をさらけ出したくなるのだろうか。
大男がオイオイ泣き、別の大男が優しく肩を叩く。
そして、熱くなった石に水をかけてロウリュ(蒸気)が立ち上ると、
汗と涙とともに、悲しみも流れていくようだ。
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インタビューで監督が、
男女平等、幸福度ナンバー1、と言われるフィンランドで、
昨今問題になっているのは男性の心のケア。
女性の地位が上がり、女性の権利ばかりが主張される中で、
男性の権利や立場がないがしろになり、
心病む男性が増えてきているというのだ。

そんな彼らの癒しの場、救いの場がサウナだという。
日本でもサウナーが流行っているのは、そういうことだろうか。

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「ワンスアポンアタイムインハリウッド」

メジャーな映画は見ないつもりだったが、
大ファンのレオ様とブラピの共演、
そしてこの時代のハリウッド好きな私としては、
DVDになるまで待てなかった。

タランティーノの好きなものてんこ盛りという感じで、
クリントイーストウッドの西部劇が好きで、
アリゾナ州ツーソンにまで行った私には
懐かしいシーンもいっぱいあった。

私が初めてLAに行ったのは今から30年以上前、
ちょうどこの映画のような雰囲気が残っていた。
その後20年ほど前に再訪した時は、
とても寂れた街になっていて、
がっかりしたものだ。

レオ様の演技は相変わらず素晴らしく、
しかし演技とはいえ、あれほどタバコ吸って大丈夫かな。
エンディングロールでは笑わせてくれて、得した気分。

ブラピも年相応の渋さが出ていて、かっこよかった〜。

題名どおり、古き良き時代のおとぎ話。
結末が事実と異なるところがよかった。

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「僕のワンダフル・ジャーニー」

一緒に号泣しようと、犬仲間と一緒に見に行った。

案の定、最初からエンディングロールまで号泣。

1作目は、生まれ変わる度に全く違う飼い主で、
その飼い主と精一杯犬生を生きていたが、
今回は、生まれ変わる度にCJを探し、CJに出会う。
ありえないだろうけれど、
飼い主的にはそうあってほしいと思った。
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最後の2本は新宿のTOHOシネマズで、続けて見たら、
腰が痛くなった。
もう、年だね。
昔は1日に2本立てを3セットなんてことも平気だったのに。
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今度はこちらで、ゴジラケーキ食べようかな。


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by 365daysofbasket | 2019-09-19 18:47 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

映画三昧

最近、なぜかすごく行きたくなって、
立て続けに映画館で映画を観ている。

と言っても、メジャーな映画はあまり興味がないので、
(DVDで借りられるし)
マイナーな映画ばかり。
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「北の果ての小さな村で」

娘がデンマークで知り合ったグリーンランド人の話を聞くと、
私たちと似た感性を持っている気がする。

極北の厳しくも美しい自然も堪能し、
心を通わせていく彼らにほっこり。

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「ニューヨーク公共図書館」

海外は本当に図書館が充実している。
建築物としても、コミュニティの中心としても、
訪れる価値がある。
この映画で、
ニューヨーク公共図書館の舞台裏は、
人と人との対話で成り立っていることを知った。

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「カーマイン・ストリート・ギター」

あぁ、なんて素晴らしい映画!

リックがニューヨークの廃材を使って作るギターは
まさにone of a kind。

有名ギタリスト達が、音を奏でる度に
wow!と言ったり、笑ったり。
もうそれだけで、このギターにどれだけ感動しているかが伝わってくる。

そんな彼の言葉の一言一言は、まるで哲学者のように深い。
たった1週間なのに、一生分の人生訓を学んだみたい。
不覚にも二度も泣いてしまった。。。

シンディの描いたトラベリングウィルベリーズのギター、
音色も、絵も最高。

映画雑誌を買うでもなく、
偶然目にして、興味を持って観に行くのだが、
行くと、また違う映画に惹かれる。
まだまだ映画館通い、続きそう。


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by 365daysofbasket | 2019-09-09 07:44 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

わんダフルライフ

映画「僕のワンダフル・ライフ」を見た時、
キリスト教徒のアメリカ人でも、
輪廻を信じるのかと不思議に思った。
何度生まれ変わっても「犬」というところが笑えるけど。
(「TOO YOUNG TO DIE」とか「マッキー」の方が
仏教徒やヒンズー教徒は納得できる。笑)
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そして、もしタロウがいなくなったら、
私もタロウの生まれ変わりを探すだろうと
漠然と思っていた。
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しかし、タロウが亡くなる前に、
我が家にはジョンが来てしまった。
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自分から望んで引き取ったわけでもなく、
タロウの生まれ変わりでもないジョンを、
私はなかなか受け入れられなかった。

タロウは、私の言葉をかなり理解していた。
私の思い込みかな?と思っていたけれど、
ジョンが全く理解しないのを見ていると、
やはりちゃんと分かってくれていたのだと思った。

タロウは食いしん坊で、なんでもガツガツ食べた。
ドッグフードを変えても、療法食になっても、
手作り食はもちろん、
いつも完食して、お皿はピカピカだった。
ジョンは偏食。ドッグフードはまず食べない。
手作り食でも、気分が乗らないと食べない。
規定量を食べ切ったことがない。
完食しても、食べ残しがいっぱいある。

タロウは「おいで」というと必ず来た。
しぶしぶの時もあったけれど、必ず。
ジョンは、全く言うことを聞かない。

タロウは自分から抱っこをせがんだ。
降りたくなったら、私の手をペロッと舐める。
ジョンは抱っこされればおとなしくしているけれど、
自分からせがむことはない。
降りたくなったら、さっさと飛び降りる。
遊んで欲しい時だけおもちゃを足に押し付けてくる。
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ジョンが何をしても、タロウと比較してしまう。
しばらくは、ジョンがあまりに言うことを聞かないと、
つい声を荒げて叱ってしまった。
タロウにはしたことなんてなかったのに。
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8月の終わり、娘が
「ジョン、タロウに似てきたよね」

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確かに、タロウがよく寝ていたところに寝るようになったり、
私たちが話しているとそばに来て甘えたり、
何より目つきが変わった。
今までおどおどした目でこちらの様子を伺っていたのが、
まっすぐこちらを見るようになった。

ようやくここが自分の家だと自覚したのだろうか。
ごめんね。
君だって、ジージの家から突然連れてこられて、
しかもタロウもいなくなって、
不安だったんだよね。

これから少しずつ、君との生活を楽しめるようになりたいな。

2作目の「僕のワンダフル・ジャーニー」も
楽しみだけど、大きめタオルが必須。劇場で号泣しそう。
タロウも、今はどこかで生まれ変わって、
誰かのために一生懸命頑張っているのかな。
今度は幸せな犬生だといいな。
そして、いつか、また私の元に戻って来てね。


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by 365daysofbasket | 2019-09-02 11:32 | ☆ John ☆ | Comments(2)

悲しい哉、人間

最近観た映画の中で、印象に残った作品3つ、
全て実話。

Whitney

ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー。
私の青春時代に彼女の歌は切っても切れない。
黒人っぽくないルックスと発音、
驚くべき歌唱力、
実際の彼女もイメージ通りチャーミングな女性だった。

歌手だった母親に半ば強制的に歌の練習をさせられていた少女時代、
でも、そのおかげでデビューと同時に大ヒット。

が、ヒットしてからは、金に目のくらんだ父の横領、
贅沢三昧の兄や友人からの薬を勧められ、
夫のボビーブラウンの嫉妬や暴力、
と、ロクでもない奴らが彼女をボロボロにしてしまった。

彼女をデビュー当時から支えていたのは、
女友達(恋人?)のロビンだったが、
同性愛者に対する周りの目は厳しく、
精神的に破綻をきたした彼女は
その後ロビンとも絶交する。

マスコミからのバッシングも凄まじく、
最後は事故だったのか、自殺だったのか、
本当に可哀想な人だった。


伝説の歌姫、マリア・カラスのドキュメンタリー。
私のイメージは「気の強いわがまま女」だったが、
それはマスコミが作り上げた偶像に過ぎなかった。

本当の彼女は、繊細で、真面目で、
女性らしい女性だった。

(こちらも)母親の熱意で、アテネ音楽院で練習を積み、
デビューと同時に一躍有名になった。
たくさんの素晴らしい人と出会い、
幸せな人生を歩むと思われたが、
妬み、裏切り、バッシングに悩まされ
華やかな舞台上の彼女とは裏腹に、
実生活では辛く苦しい孤独の日々を送った。
そして、53歳という若さで死去。

さすがだなと思ったのは、
バッシングされても公の場で反論しなかったこと。
ごく一部の親友にしか、心の内を吐露しなかった。
ただ、その心労が死を早めたとも。


これはドキュメンタリーではないので、本人は登場しない。
本人が生きていたら、きっと怒り爆発だっただろうが、
ようやく私たちは彼の真実を知ることができた。

大学院で出会った編集者バーネットにより才能を開花させたサリンジャー。
しかし、第二次世界大戦に参加し、
心を病んでしばらく何も書けなくなる。
そこで、ヨガの師匠に出会い、瞑想を行うことで
次第に書けるようになり、
初の長編小説「ライ麦畑でつかまえて」を完成させる。
一躍時の人になった彼に、
マスコミ、ストーカーが押し寄せ、
数多くの裏切りを経験した後、彼は隠遁生活に入る。

良き人間に出会ったことで開花した才能、
でも、その才能を押しつぶしたのもまた人間だった。

これら偉大な人たちと比較してはいけないだろうが、
こんな私ですらバッシングや嫌がらせを受ける。
その度、タロウと引きこもって、
心を落ち着かせてきた。
タロウと一緒にいると「無償の愛」を感じ、
冷静に分析し、次に進むことができた。

もちろん、たくさんの人に支えられたし、励まされもした。
しかし、結局決めるのは自分。
どんなに辛い決断でも、自分で決めなければ、
ホイットニーのように惨めな最期が待っている。

これから進むべき道が
正しい選択となるのかどうか、
タロウ、
これからも見守っていてね。


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by 365daysofbasket | 2019-08-22 16:43 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

「世界で一番ゴッホを描いた男」

職人か芸術家か
ゴッホの複製画を描き続ける「画工」のドキュメンタリー。
かなり軽い気持ちで観たのだが、
観終わった後、考えさせられた。

コピー大国、中国。
ダーフェンという油画村があることは聞いたことがあった。
その街で複製画を描いている人々は、
ビジネスと割り切っていると思っていた。

だが、大半の人は、画家を目指してこの街にやってきて、
複製画を描く「画工」からスタートし、
公募展に3回入選すると「画家」の称号が手に入る。
1万を越す「画工」から「画家」になれるのは300人程度。
大半は貧しい生活を強いられている。

主人公も自分は職人だと言い聞かせてはいるものの、
自分の複製画にプライドを持ち、
鑑賞に耐えうる作品になっているのだろうかと葛藤する。
そして、本物のゴッホの絵画を見ようと
お金を工面し、
アムステルダムにやってくる。

自分の絵が高級画廊で販売されていると思いきや、
街の土産物屋で売られているのを知ってしまうシーンは、
(しかも、卸値の8倍近い値段で!)
滑稽でもあり、複製画ビジネスの惨さも感じる。

そして、実際のゴッホの絵に衝撃を受け、
自分をゴッホになぞらえて、見つめ直し、
帰国後は
オリジナル絵画の制作に着手する。

世界経済、現代中国社会、の様々な問題がある中で、
芸術の高みを目指して、
必死に努力している彼らは、ただのcopy catではない。

私は自分を職人だと思っている。
なぜなら、ナンタケットバスケットは工芸品であって、芸術品ではないから。
だから、芸術家の模倣をしている
この映画で言う「職人」とは違うつもりだ。

ただ、いつかは芸術の域に達したいと思う気持ちは、
彼らに近いと思う。

腕を磨くには模倣も大事だが、
やはりオリジナリティが重要。
それは工芸品においても言えるだろう。


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by 365daysofbasket | 2019-05-23 06:26 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

ブエナビスタソシアルクラブにぞっこん



ようやくDVDになったのを待って、鑑賞。
予期していた通り、
最初から、涙が止まらない。
(これだから、映画館では見られない。。。)

前作から18年経ってなお、
いや当時以上に、
彼らの音楽に、言葉に、深みが増す。
今作は、キューバの歴史にも焦点を当てていて、
より見応えが増した。

コンパイ・セグンドの言葉が突き刺さる。

「何しろ私は93歳だ。
遅咲きではあるが、
人生の花は、どのみち誰にも咲くということ。
ただし、その時が来ても、
花が開くのは一度きり。
だから、
蕾がつくのを見逃さないことだ。」

私は、何度蕾を見逃して、
花が開かなかったことか。。。
でも、きっとまた、蕾がつくだろう。
その時を見逃さないように。


前作は、奇跡の再結成に、
ワクワクし、全ての曲にときめいた。

ヘミングウェイの小説にはまっていた高校生の私にとって、
キューバは憧れの土地。

大学に入って、レゲエにはまって、
ジャマイカへと興味は移り、
しばしキューバは忘れていた。

その後、カンクーン、プエルトリコ、セントトーマスなど、
カリブ海周辺国へ旅行し、
私のルーツはここなんじゃないかと思うくらい、
大好きに。

(イヌイット、エスキモー、サーミ、アイヌ、などの民族に触れても、
同じことを思うから、
私は現代人とはほど遠いのかもしれない。笑)

そして、この2作品を観て、
キューバ熱再燃!
アメリカと国交も回復したし、
行ってみたいなぁ。

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by 365daysofbasket | 2019-02-13 10:25 | ☆ Movie ☆ | Comments(2)

久しぶりの、自分勝手な映画評

訳あって、年末年始は予定を立てられず、
空いた時間で、DVD鑑賞。

そういえば
ここのところ、今まで観てきたDVDの感想を書いていないなぁ。
昨年上映されていた頃から見たかったのだが、見そびれて、
待望のDVD!
特典映像と合わせて、全く異なるカンパネラ2曲が聴けて、満足。
独特の世界観を持つ彼女のピアノは賛否両論だが、
映画の中で聞くとより引き込まれる。
思い出したのは、随分前に見たこちらの映画。
シーモア・バーンスタインは、絶頂期にやめて、
ピアノの指導に一生を捧げると決めた。

フジ子・ヘミングとは真逆の人生、
でも、共通点は多く、
どちらの生き方にも、感銘を受けた。


「シーモアさんと大人のための人生入門」を観るきっかけは、
私の大好きなイーサン・ホークが出ていたから。

で、イーサン・ホークつながりで、こちらの映画も。

モード・ルイスの半生を描いたこの作品、
主役のサリー・ホーキンスが
「シェイプオブウォーター」でアカデミー賞を取ったので霞んでしまったが、
私的にはこちらの映画の方がずっと良かった。

イーサン・ホークは、こう言う役が上手いなぁ。
不器用で、荒々しくて、でも繊細。

最後に実際の二人の写真が出てくるが、
よく特徴を捉えていた。

カナダらしい、少々荒っぽく素朴でありながら、
温かい気分にさせてくれる映画だった。

メリル・ストリープが出ていると言うだけで前作を見て、
不覚にも感動したのだが、
今作は実のところ、期待していなかった。

ストーリーはABBAの曲に合わせた無理矢理感があるし、
何よりミュージカルは嫌いな私。

でもでも、また感動してしまった。

シェールとメリルのいぶし銀の歌声、
ピアース・ブロスナンとコリン・ファースは今の方が絶対素敵、
と、普通の人とは違うところで感動。

何より母と娘の愛を歌う
"My love, my life"は、
涙が止まらなかった。

映画では2曲しか歌わなかったが、
ABBAの曲のカバーアルバムを出してしまうところ、
やはりシェール。
シェール節になっても、全然許せる。
と言うか、こっちの方がいい!

と、最後は映画ではなくCDでした〜。

気分が沈みがちな昨今、
音楽はいいですね。やはり。
今年は、ミュージカルいっぱい観ようかな。

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by 365daysofbasket | 2019-01-07 16:35 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

「怪物はささやく」を観て

私的に久々ヒットの映画
"A Monster Calls"
邦題「怪物はささやく」

ダークファンタジーでしょ。
主人公、13歳の少年でしょ。
ネバーエンディングストーリー的な感じ?
大したことないんじゃない?

と思っていた。

途中までは、何を言わんとしているのか理解できず、
登場人物すべてに腹が立ち、
イライラしながらも、
映像の美しさに
釘付けだった。

そして、
コナーが4つ目の物語で
真実を叫んだ時、
「あぁ、そうだった」
と、自分の中で腑に落ちた。

私はコナーと同じだった、と。
私は、いい歳した大人だったけれど、
余命幾ばくもない母の看病をしながら、
コナーと全く同じ思いだったことに
この映画で気づかされた。

原作の原案者はSiobhan Dowd。
彼女自身、乳がんで闘病中だった。
だからこそ、描けたのか。

コナーは、怪物のおかげで、
真実と対峙し、乗り越えられた。
私は7年もの間、乗り越えられなかった。

この映画に出会ったおかげで、
自分の中で、母の死に一区切りついた気がする。

一区切りついても、
現実を生きていかなければいけないことに
変わりはないのだけれど。

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by 365daysofbasket | 2018-01-23 17:39 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)

カウリスマキ映画とビア映画

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銀杏の黄葉が、日差しを浴びて黄金に輝く。

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都内でも秋が十分楽しめることに、
ふと気づく。

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娘が早々にチケットを取ってくれていたので、
お互い午前中は用事があり、時間ギリギリに現地集合。
「近くまで行ったから」と、
ルークスのロブスターロール!
ボストンで死ぬほど食べたというのに、
やっぱり嬉しい!懐かしい!

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カウリスマキ監督の「希望のかなた」。
原題は「the other side of hope」なので、
ちょっと違う感じだが、うまい訳し方。

「ルアーブルの靴磨き」に続く、難民問題を扱った映画。

この作品も、カウリスマキの魔法に酔いしれたが、
今回の作品は、クスッと笑わせてくれる回数が増えて、
心が痛んだり、和ませたり、と、
またも彼の魔法にかかってしまった。

常連の俳優さんたちの演技も、
な〜んかいいんだよねぇ。

数日前、スサンネ・ビア監督の映画を2本観て、かなり落ち込んだ。

「真夜中のゆりかご」

「未来を生きる君たちへ」

共に、現代のデンマークの社会問題をテーマにした映画。
女性監督らしく、繊細で、儚くて、
登場人物たちに自分を重ねると
辛くて胸が張り裂けそうになる。
どちらも最後は明るく終わるのだが、
「幸せ度No.1の国」デンマークの影の部分を見た感じだ。

それに対し、カウリスマキ監督の映画は、
難民問題という、深刻なテーマを取り上げているにもかかわらず、
世の中、そんなに悪くないよ、と語ってくれる。
とんでもない悪い奴もいるけれど、
普通の人が普通の優しさを持っていることの
幸せを感じさせる。

とはいえ、考えさせられる映画であることに変わりない。
差別や、無知を、なくすためにも、
こういう映画を多くの人に観てもらいたい。

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by 365daysofbasket | 2017-12-03 08:43 | ☆ Movie ☆ | Comments(1)

フィンランド映画2作

最近見て感動したのは、クラウス・ハロの映画、2品。
ともに極力セリフを減らし、ゆったりとしたカメラワーク、
じわじわと心に響く名作だった。

「心に剣士を」
1950年代初頭、ソ連の秘密警察から逃れてきた元フェンシング選手エンデルは、
エストニアの田舎町に教師として赴任する。
子供たちは、彼がフェンシングをしている姿を見て、教えて欲しいと頼む。
すぐに子供たちはフェンシングのとりこになるのだが、
校長の反対に会い、一時は解散の危機に。
が、町の大人たちの支持も得て、存続することに。
当初は子供が苦手だったエンデルも、指導を通じて新たな生きがいを見いだす。
そんな折、レニングラードで行われる全国大会に出たいと生徒たちから言われ、
最初は断るのだが、子供たちの熱意に押され、参加することに。
以前からエンデルに不信感をいただいていた校長は、
彼の素性を突き止め、ソ連警察に密告。
一方、試合は順調にコマを進め、
決勝戦まで勝ち進む。
優勝を喜ぶ子供たちの眼の前で、
エンデルはソ連警察に連行されていく。
(最後はハッピーエンドだからご心配なく。)

校長に刃向かうことは逮捕を意味するというのに、エンデルの味方をしてくれた町の人々、
一生懸命フェンシングを学ぶ子供たち、
そして、逃げることなく最後まで子供たちを指導して逮捕されたエンデル、
すべての人々の心に、剣士が宿っていた。

「ヤコブへの手紙」

恩赦を受け釈放された元殺人犯のレイラは、見ず知らずのヤコブ牧師に頼まれ、

彼の家に住み、盲目の彼の代わりに手紙を読んで返事を書くのを手伝うことになった。

人生に嫌気がさしているレイラだったが、次第に牧師に対して心を許すようになっていく。

そして手紙が届かなくなって気落ちした牧師に、レイラは自分の過去を打ち明ける。

それを聞いた牧師は、レイラに重大な秘密を打ち明ける。

わずか70分の映画で、時間もゆっくりと過ぎていくのだが、

見終わった後、涙が止まらなかった。

ヤコブ牧師は言葉こそ少ないが、その一言一言が宝石のように輝いていて、

レイラが心を開くのを待ち続け、

そして、ようやく秘密を打ち明けることができて、

どれほど心の安らぎを得たことだろう。

悲しい結末だが、深いため息が出た。それは安堵のため息でもある。

美しいフィンランドの田舎の景色、さびれた教会、

物悲しい音楽、全てに統一感があって、心に響く映画だった。


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by 365daysofbasket | 2017-10-28 22:29 | ☆ Movie ☆ | Comments(0)


アメリカの伝統工芸品ナンタケットバスケットの職人ブログ。日常の忘備録も兼ねてます。


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